本日、「大阪湾岸道路西伸部の整備概要」をテーマとした神戸商工会議所主催のプロジェクトセミナーが開催され、国土交通省の副大臣として出席させていただきました。
セミナーには、神戸商工会議所の家次会頭、井戸兵庫県知事、久元神戸市長、近畿地方整備局の池田局長、道路局の伊勢田高速道路課長、阪神高速道路株式会社の幸社長にも出席いただきました。会場には、神戸商工会議所の会員企業など約250名の方々がお集まりいただき、立ち見が出るほどの熱気でした。
私からは、首都圏と比較して関西圏のインフラ整備が遅れている状況であり、その中でも象徴的なのが、大阪湾岸道路西伸部が未整備であること、また、西伸部は、企業の進出や雇用の創出、環境改善など様々な整備効果が期待されること、さらに、国、県、市、阪神高速、地元商工会議所など関係者の心が一つになり、6月3日から阪神高速が新料金体系に移行することとなった結果、事業費5,000億円のうち半分の2,500億円を有料道路事業により確保でき、事業推進が大変期待されることなどについて、ご挨拶をさせていただきました。

熱気あふれる会場にお訴えをさせていただきました
この後、大阪湾岸道路西伸部の概要について、道路局の伊勢田高速道路課長、近畿地方整備局の橋本道路部長、阪神高速道路㈱の多田計画部長が講演し、近畿圏の高速道路ネットワーク整備の経緯、西伸部により期待される時間短縮や地域活性化などの整備効果や、神戸港に架かる斜張橋のイメージなどについて丁寧に紹介してもらいました。
また、セミナーの開催に先立ち、井戸兵庫県知事、久元神戸市長、家次神戸商工会議所会頭から、大阪湾岸道路西伸部を含む兵庫県内のミッシングリンクの解消などについて、要望を受けながら、意見交換を行いました。兵庫県内の高速道路ネットワークの早期整備に対する地元の熱い思いを強く感じました。

皆様の要望をしっかりカタチにして参ります
大阪湾岸道路西伸部の有料道路事業着手にあたり、このように関係者の皆様の心が一つになったという気持ちを忘れず、早期供用に向けて着実に進めて参りたいと決意を新たにしました。今後とも、県、神戸市、地元経済界の皆様方の力強いご支援を賜わりながら、国土交通副大臣として事業推進に取り組んで参ります。