活動報告

2017-03-25
北近畿豊岡自動車道八鹿日高道路開通式

 本日、近畿地方整備局が整備を進めてきた北近畿豊岡自動車道八鹿日高道路(長さ9.7㎞)が2車線開通し、豊岡市内で開通を祝う記念式典が開かれましたので、国交省を代表して参席をさせていただきました。
 
 谷公一・衆議院議員をはじめ、関係国会議員、兵庫県、県議会議員、地域の皆様が一丸となって、熱心に取り組んできた成果であると思います。
 
 この道路は命の道であり、観光振興や産業活性化、災害対策の道でもあります。自然をはじめ但馬にはたくさんの宝物があります。この地域に多くの人に訪れてもらうためにも、道路がどうしても必要です。感謝の思いとともに、引き続き、北近畿豊岡自動車道の全線開通を目指し、更なる道路ネットワークの整備に決意をもって取り組んで参る旨、ご挨拶をさせていただきました。
 

開通記念式典の様子
 
 地元、豊岡市の中貝宗治市長からも、「完成にこぎ着けた皆さんの尽力にこたえるよう、力いっぱいまちづくりにこの道路を生かしていく」との決意表明がありました。
 
 式典の終了後、完成した日高神鍋高原インターチェンジに移動し、テープカットとくす玉開きで開通をお祝いしました。続いて、車約40台が渡り初めをしました。
 
  

この道路と共に地域の将来を築く子供達と開通を祝いました
 

渡り初めを喝采で祝福する地元の皆様
 
 今回の開通により、豊岡市から丹波市に至る北近畿豊岡自動車道(長さ70㎞)のうち、約8割が開通したことになります。豊岡市から阪神エリアへの所要時間が約10分短縮され、京阪神都市圏からのアクセス性向上により観光振興や企業立地といった経済効果も期待できます。また、救急搬送時間短縮や防災面などライフラインとしての役割も望めます。
 
 本日の開通を機に、但馬地域のみならず、兵庫全体の経済の発展と再生に向けて、益々前進が果たされますことを、心よりご祈念申し上げたいと思います。