活動報告

2017-02-13
兵庫県内道路事業箇所の視察

 2月13日、兵庫県内の道路事業箇所を視察させていただきました。
 
 まず、国道2号神戸西バイパスの事業箇所を視察いたしました。神戸西バイパスは、第二神明道路の交通混雑の緩和、交通安全の確保を目的とする道路であり、平成10年4月に、事業区間12.5kmのうち5.6kmが開通しています。
 

一般国道2号神戸西バイパスの事業概要
 
 この部分開通によりまして、第二神明道路は年間渋滞回数が約9割、車両相互の交通事故が約5割減少いたしましたが、神戸西バイパスの全線開通により、第二神明道路の更なる渋滞緩和、事故減少が期待されます。
 
 いずれにしても、未整備区間6.9kmが、神戸市、兵庫県にとって大きな道路整備問題の1つです。
 

神戸西バイパス事業箇所の説明を受ける
 
 その後、東播磨南北道路(県道加古川小野線)の事業箇所を視察いたしました。東播磨南北道路は、東播磨と北播磨を結ぶことによる地域連携の強化、医療センターへの所要時間短縮、既存道路の渋滞緩和、交通事故発生の抑制といった効果・役割が期待される道路です。南工区(延長5.2km)については平成26年3月に2/4車線開通しており、平成26年度に北工区(延長6.9km)について事業化されています。
 
 蓬莱務・小野市長、藪本吉秀・三木市長、藤原昭一県議、仲田一彦県議、市議の皆様、商工会議所会頭など多くの方にお越しいただき、早期整備に関する要望書を頂戴しました。
 

地元の皆さまからの東播磨南北道路の熱い要望を頂戴する
 
 最後に、東播丹波連絡道路の西脇北バイパス(総延長5.2km)の事業箇所を視察いたしました。西脇北バイパスは、交通混雑の緩和、交通安全の確保、地域アクセスの改善を目的とする道路です。平成18年度に工事着手し、現在、津万地区において改良工事を実施中です。片山象三・西脇市長、内藤兵衛県議、市議の皆様方などにもお越しいただき、早期整備に関する要望書を頂戴しました。
 

「早期完成を!」の強い想いをしっかりと受け止める
 
 厳しい寒さの中、それぞれの視察箇所にはご地元の関係者の皆様に多数お集まりいただきました。皆様にお気を使わせてしまったのではないかと恐縮いたしましたが、同時に、地元の皆様の早期整備に対する熱い思いを強く感じました。
 
 今回の視察には、近畿地方整備局の池田局長、東川道路部長、国土交通省本省道路局の川崎国道・防災課長、兵庫県庁の三石理事、糟谷県土整備部長他にご同行いただきました。また、各事業箇所において、高宮兵庫国道事務所長、平井兵庫県加東土木事務所長から丁寧なご説明をいただきました。私も国土交通副大臣として、地元の皆様の思いをしっかりと受け止めまして、引き続き道路行政に取り組んでまいる所存です。