活動報告

2014-03-06
2014-02-24 外交防衛委員会委員派遣 1日目岩国

去る2月24日から25日の2日間の日程で、在日米軍再編及び国の防衛等に関する実情調査のため、参議院外交防衛委員会のメンバーとともに、山口県及び広島県の自衛隊基地、米軍基地、自治体等を訪問いたしました。

 第1日目は、海上自衛隊厚木基地より、対潜哨戒機(P-3C)に搭乗し、山口県の海上自衛隊岩国基地に降り立ち、栄誉礼を受けましたが、はじめてで、なかなか慣れないものでした。
真木司令官はじめ、大勢の隊員の皆様のお出迎えを受け、大変恐縮しました。










岩国基地では、同基地の役割・任務等について説明を受け、あわせて中国四国防衛局より在日米軍再編の状況について説明を受けました。


その後、救難飛行艇(US-2)に搭乗し、海上における離着水を体験し、自衛官による海上における救助活動のデモンストレーションを見学いたしました。
日々黙々と、荒れた海において任務に従事する自衛官諸氏を目の当たりにし、その高い士気と技量に感銘を受けました。
波高3mの外洋での着水が可能であります。岩国基地では、1976年から飛行艇による救助人数は950人を超えました。
真木司令官とも、こうしたUS2のもつ技術が、消防救難飛行艇として、積極的に提供できれば、との思いが一致しました。


















 次に、米海兵隊岩国基地を訪れ、ロバート・V・ブシェー司令官との懇談及び同基地や米海兵隊に関する説明を受けるとともに、同基地内の各種施設を視察いたしました。
同基地においては、本年6月~9月に予定されている沖縄県の普天間基地からの空中給油機(KC-130)15機の移駐に備え、格納庫などの施設建設が急ピッチで進んでおり、
在日米軍再編の進展を肌身で感じた次第です。






 次に、岩国市役所を訪れ、同市の福田良彦市長と意見交換をいたしました。福田市長とは、3年余り、清和政策研究会で共に活動した間柄で、気安くさせて頂きました。
福田市長からは、岩国市と在日米軍再編に関するこれまでの経緯などについて御説明をいただいたほか、再編交付金制度の期限延長、基地交付金の増額、騒音対策の強化などについて御要望をいただきました。
意見交換の後、記者の取材に応じ、「岩国を抜きにして在日米軍再編・日米安全保障体制は考えられない。岩国は大事にしたい街。騒音問題などで住民の皆様の御理解を得るためどのような対策を講ずるか、精一杯の支援をしていきたい」との思いを述べました。














 次に、米軍家族住宅などが整備予定の愛宕山開発地区を訪れ、事業の進捗状況などを視察しました。同地区に建設予定の米軍の運動施設などについては、地域住民の利用も促進するなど、日米交流の拠点となることも求められます。