活動報告

2005-06-08
来年度水産政策の重要課題取りまとめに向け議論 水産基本政策小委員会

 水産基本政策小委員会は8日、「平成18年度水産政策の重要課題について」の素案を示し、意見交換を行った。  同案は、これまで行われた同小委での議論を集約し、わが国水産業の重要課題をまとめたもの。水産物貿易の状況変化への対応・強化、水産資源の適切な保存管理、担い手育成・支援、漁業共同組合合併の促進など、わが国の水産業・漁村の再生に向けた6つの方向性を打ち出している。議員からは、「漁協合併の推進は、委員会でずっと議論してきたことなのでしっかり取り組んでほしい」「今年の政府の『骨太の方針』には、水産業の独立した記述がひとつもない。海洋資源保護の観点からも、必要ではないか」などの意見が出された。 同小委は今日の会議で出された意見を受けて最終案の取りまとめを行い、政府に申し入れる方針だ。