環境調査会は29日、安倍総理が24日に都内で行われた講演で提唱した環境ビジョン「美しい星50」について環境省から説明を受けた。 同ビジョンは、 (1)世界全体の温室効果ガス排出量を削減するための「長期戦略」 (2)2013年以降の温暖化対策の国際的な枠組みの構築に向けた「3原則」 (3)わが国として、京都議定書の目標達成を確実にするために、「国民運動」を展開する取組み—の3つの柱からなる。特に「長期戦略」において、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を半減するという目標を掲げている。 報告を受け、出席議員からは、同ビジョンに対し賛同する意見が相次いだ。また、「二酸化炭素排出量の多い中国を参加させる枠組みの構築」「全てのオフィスビルでの省エネ化、クールビズの実施」の必要性を訴えるなどの意見が出された。
活動報告

2007-05-29
「環境立国日本」として率先して取り組む 環境調査会