選挙制度調査会は24日の総会で、国政選挙における選挙運動用パンフレット又は書籍(マニフェスト)の頒布機会の拡大を内容とする公職選挙法改正案を了承した。 マニフェストは選挙事務所、演説会場、街頭演説の場所で頒布することとなっている。これを衆院比例代表選と参院比例代表候補者の街頭演説の制限を緩和することにより頒布機会を増そうというもの。 衆院比例代表では、名簿届出政党の街頭演説は「停止した車上、船上もしくはその周辺」としていたものを、街頭演説用の票旗を掲げていれば、それ以外の場所でも街頭演説を行うことができるようにする。同標旗はブロックの比例定数と同数を交付する。 参院選については、比例代表候補者に交付する同標旗の数を現行の3本から6本に倍増させる。 今国会での成立を期し、今夏の参議院議員通常選挙からの施行を目ざす方針。
活動報告

2007-04-24
国政選挙でのマニフェストの頒布機会拡大の公職選挙法改正案を了承 選挙制度調査会・総会