非営利組織(NPO)に関する特別委員会は17日、NPO法人制度の課題について議論した。会議では、内閣府からNPO法人の現状と問題点と公益法人制度改革の進捗状況について説明を受けた。NPO法人を代表して松原明シーズ事務局長からは、「認定NPO法人制度のハードルがあまりにも高すぎる。公益法人制度改革で進められている新しい非営利法人制度とは別に、認定NPO法人制度の抜本的改革を行って欲しい」などの要望がだされた。 議員からは、「認定NPO法人の認定要件の緩和をして、事後監督を強化すべき」とする意見が相次ぎ、加藤紘一委員長は「今後は緩和に向けて、NPO法人から現場の話をもっと聞いていく」との意向を示した。
活動報告

2005-06-17
NPO法人制度の課題について議論 非営利組織(NPO)に関する特別委員会