住宅土地調査会の“200年住宅”ビジョン~超長期住宅システム小委員会は24日、住宅としての価値が超長期にわたって維持され、世代を超えて循環利用される“200年住宅”の実現を目指す同小委報告案をまとめた。 同報告案は (1)200年住宅の理念 (2)超長期住宅ガイドラインの策定 (3)200年住宅の建設・維持管理システムに関する政策提言が柱。具体的な政策としては、新築時の設計、施行内容、リフォームや点検時の履歴を蓄積し、これらを『家歴書』として整備すべきことや、200年住宅の実現・普及に向けた先導的モデル事業の実施—などを掲げている。 同報告案はこの日の会議で大筋了承され、細部については渡海紀三朗小委員長に一任された。5月中に住宅土地調査会に報告する予定。 同調査会としては“200年住宅”ビジョンに関する3つの小委員会(超長期住宅システム小委員会、住宅流通システム小委員会、住宅金融システム小委員会)から、それぞれ報告を受けた後、提言をまとめる方針。
活動報告

2007-04-24
“200年住宅”ビジョン~超長期住宅システム小委員会報告