総務部会は6日、「地方公共団体の財政の健全化に関する法案」を了承した。同法案は、地方自治体の財政悪化が深刻化する中で、財政状況を示す指標の整備や早期是正のための手順などを盛り込んだもの。具体的には、地方自治体が毎年度、実質赤字比率など4つを「健全化判断比率」として議会に報告し公表すること、そのうちいずれかが基準を満たない場合は健全化計画を定め、実施状況を開示することなど。外部監査の強化なども盛り込んでいる。会議では、議会のチェックや外部監査のあり方について、その体制・機能を十分なものにするよう求める意見が出された。なお、この日の部会では、「住民基本台帳法改正法案」と平成19年版地方財政状況についても了承した。
活動報告

2007-03-06
地方公共団体の財政健全化法案など了承 総務部会