国防部会は14日、イラクで人道復興支援のため航空自衛隊が空輸支援活動を行うイラク・エルビルへの政府の出張報告を受けた。 昨年8月に陸上自衛隊が南部サマーワから撤収した後、引き続き空自は北部エルビル—バグダッド間で国連職員や貨物の輸送支援にあたっている。イラク国内では治安上の理由から商用機が運行されていないため、国連関係者などから空自の支援活動は大変評価を受けているとの報告が政府側からあった。議員からは、空自の支援活動の根拠法となるイラク特別措置法の延長をめぐり、「最大4年間延長できるが、延長した活動期間いっぱい続けなくても、途中で引くことはできる。情勢に鑑みて、2年くらいの延長が適当ではないか」などの意見が出された。
活動報告

2007-03-14
イラクでの空自の活動に各国から高い評価 国防部会