地方行政調査会は14日に総会を開き、山形県鶴岡市の村田忠久教育次長と静岡県の藤原通孝教育次長を講師に招き地域の子ども育成を通じたコミュニティ作りについて話を聞いた。同調査会は毎回、地域力の再生のための様々な課題を探るためヒアリングを行っており、今回は5回目。 村田次長は鶴岡市で小学生が参加しているスポーツ少年団の活動の現状を説明しながら、父兄も交えた活動に広がり世代を超えた交流が生まれた効果などを話した。その中で活動のための指導者確保が難しい点などを指摘した。 藤原次長は小学生が学校の寮や公民館などで共同生活をしながら学校に通う「通学合宿」について静岡市内の小学校の実例をビデオを使って紹介。学年の違う子と生活する効果や地域住民の支援などについて意見した。 これを受けて議員からは「地域の活力を高めるためには学校や教育委員会が積極的に関わっていくべき」などの意見が出された。
活動報告

2007-03-14
子どもたちの活動を通じたコミュニティづくりでヒアリング 地方行政調査会