住宅土地調査会に設置された3小委員会のひとつである“200年住宅”ビジョン~超長期住宅システム小委員会は23日、これまでに重ねてきた業界ヒアリングで明らかになった今後の検討課題を報告した。 その主なものは、 (1)住宅の躯体と内装を分離するなどの「基本的事項」と、耐震性などの「備えるべき性能」を明らかにする「超長期住宅ガイドライン」の策定 (2)中古住宅の安心な取引が可能となるよう、設計図書や施行内容などを記載した「家歴書」とよばれる履歴情報システムを整備 (3)良好なまちなみを形成するため、地域の特性に応じた規制・誘導措置や、まちづくり活動の担い手に対する支援措置の検討—など。 同調査会と各小委員会はこれらの課題の5月とりまとめを目指し、さらに議論を進める方針。
活動報告

2007-03-23
超長期住宅実現のための検討課題を議論 “200年住宅”ビジョン~超長期住宅システム小委員会