社会保障制度調査会医療委員会は9日、後期高齢者医療制度について議論した。同制度は後期高齢者(75歳以上)の心身の特性や生活実態などを踏まえた医療を提供するため、医療制度改革の一環として導入されるもの。会合では厚生労働省から後期高齢者医療の現状が報告された。高齢者に良質な医療を提供するため同委員会は次回会合から診療報酬などについて徹底的に議論を行なっていく。