活動報告

2007-02-15
中心市街地活性化基本計画の認定について説明を聴取 中心市街地再活性化調査会

 中心市街地再活性化調査会が15日開かれ、中心市街地活性化基本計画の認定について、政府の中心市街地活性化本部から説明を受けた後、意見交換を行った。同制度は、中心市街地の空洞化が進む地方都市を活性化させようと新たに設けられたもので、国が市町村の計画を認定して補助金を交付するなど集中的な支援を行う。この日は、制度の第1号として認定された、富山市と青森市の計画について説明があった。富山市の計画は、公共交通機関の利便性をさらに増して、車に依存した郊外型の街から、必要な都市機能を市街地に集中させる中心部型の街に転換させることが柱。一方、青森市は、青森駅を核とした中心市街地を活性化させ、コンパクトで、高齢者も住みやすい街づくりを目指している。同調査会の中山成彬会長は、「地域が活力を取り戻すためには、まちづくりが必要」と述べ、中心市街地の活性化を図る地方の取組を積極的に支援して行く考えを示した。