水産部会と水産総合調査会は21日、合同で会議を開き、13日から15日まで東京で開かれていたIWC(国際捕鯨委員会)正常化会合の結果について水産庁から報告を受けた。同会合はIWCの年次会合が捕鯨賛成国と反対国との対立に終始していることから、本来の資源管理機関としての機能を回復させるため行なわれたもの。加盟72ヶ国のうち、賛成国32ヶ国と反対国3ヶ国が出席した。 同会合では (1)議場における不適切な発言や感情的な発言を禁止すること (2)日本の沿岸小型捕鯨者によるミンククジラの捕鯨が認められるべき—など4項目が取りまとめられた。5月の年次総会で報告される予定。 合同会議では、「総会の運営に反映されないと意味がない。関係各国に協力を働きかけるべきだ」などの意見が出された。
活動報告

2007-02-21
IWC正常化会合の結果について報告を受ける 水産部会・水産総合調査会合同会議