活動報告

2007-01-31
「外交基盤の整備」「外交プレーヤーとの連携強化」「外交ツール強化」に関する3つのワーキングチームを設置 外交力強化に関する特命委員会

 外交力強化に関する特命委員会は31日、「外交基盤の整備」「外交プレーヤーとの連携強化」「外交ツールの強化」に関する3つのワーキングチームの設置を決定した。昨年11月末に取りまとめた「わが国の総合的な外交力の強化をめざして(中間報告:「12の提言」)に基づき各チームで議論を行い、6月末までに最終報告をまとめ、平成20年度以降の予算へ反映していきたい考え。  外交基盤の整備としては、10年間で2,000人の増員をめざして在外公館の増強など総合的なマンパワーの充実と活用をはかる。また、外交プレーヤーとして経済界やNGOなど民間も含めた「オールジャパン」から人材を発掘・育成するとともに、効果的な議員外交の充実・強化のあり方も検討する。外交ツールの強化のため、ODAの戦略的な実施や情報機能の強化などについても議論を重ねていく。  同特命委は今後、それぞれのチームで集中的に議論を行い、中間報告をさらに具体化し、最終報告としてまとめる方針。