活動報告

2007-01-31
政府「道州制ビジョン懇談会」設立など報告受ける 道州制調査会

 道州制調査会は31日の総会で、政府が立ち上げる「道州制ビジョン懇談会」の報告を受けた。同懇談会は安倍晋三総理が掲げる道州制ビジョン策定のために、渡辺喜美・道州制担当大臣の下に新設される検討組織。江口克彦・PHP総合研究所社長を座長として、各界から13人が参加し、道州制導入により実現される地域・経済社会の姿や新しい国・地方の政府像を検討する。議員からは、地方制度調査会など政府各部署で今後まとめられる国・地方のあり方についての考え方とビジョン懇が目指すものとの整合性を確認する質問が出されたのに対して、渡辺大臣は地方分権が道州制に先行すること、今後当然中央省庁の再編など、国のかたちの変革となって憲法改正にも関係してくることなど、基本的な認識を説明した。