活動報告

2008-12-12
地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案(仮称)の骨子案を了承 木材等需要拡大プロジェクトチーム・循環型社会形成のための木材利用推進議員連盟合同会議

 木材等需要拡大プロジェクトチームと循環型社会形成のための木材利用推進議員連盟は12日、合同で会議を開き、「地球温暖化の防止等に貢献する木材利用の推進に関する法律案(仮称)」の骨子案を了承した。同案は地球温暖化防止に主眼を置き、利用推進のための基本理念や施策の基本となる事項を定めたもので、 (1)国と地方公共団体による木材の耐久性などの研究と国民への周知、利用に関する技術開発の支援 (2)利用促進を阻んでいる建築基準法の規制撤廃と緩和 (3)木材を利用した住宅や小中学校、ガードレールなどの設置や建築に対する支援 (4)木質バイオマスの製品利用やエネルギー利用への支援—などが主な柱。同議連が今年7月にとりまとめた緊急提言がベースとなっており、同議連の宮路和明会長は「木材利用についての基本法となるような性格を有するもの」と位置づけた上で、「日本は本来、木の文化。木の文化を復活させて森林を元気にしたい」との意気込みを述べた。