国防部会、安全保障調査会、基地対策特別委員会は11日、合同で会議を開き、防衛省設置法等一部改正案を了承した。今国会に提出される予定。主な改正点は、防衛大学校や防衛医科大学校の研究の位置付けの明確化など。また、陸上自衛隊の学校の生徒の身分を、これまで「自衛官」としていたものを「生徒」に改める。同改正は先国会で、衆院では民主党も賛成したが、参院では同党の「政局優先」の国会戦術により審議されずに廃案となっていた。この会議では、田母神俊雄前航空幕僚長の更迭事案も議題となった。同氏が政府解釈と異なる論文を公表したことに対し、中谷元安全保障調査会長は、「内閣の方針をわきまえ、大臣を補佐するという自覚があったのか」と批判した。
活動報告

2008-11-11
防衛省設置法等一部改正案を了承 国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会