活動報告

2008-11-28
クラスター弾に関する条約について議論 外交部会・国防部会合同会議

 外交部会と国防部会は28日、合同で会議を開き、来月3日にノルウェーのオスロで署名式が行われる「クラスター弾に関する条約」について議論した。わが国は5月、福田康夫総理(当時)のイニシアティブで同条約案に合意、署名式には中曽根弘文外相が出席して署名する。同条約の主な内容は、クラスター弾について (1)生産、保有、開発などを禁止 (2)条約発効後8年以内に廃棄 (3)被害者に対する援助—など。クラスター弾は内蔵する子弾を空中でばらまく兵器。しかし、使用された場所では紛争後も子弾が不発弾化し、多くの民間人が犠牲となっていることから、「非人道的だ」として同兵器の禁止に向けて交渉が重ねられてきた。