活動報告

　金融調査会と財務金融部会は14日、合同で会議を開き、10日に東京地裁に会社更生手続開始を申し立てて事実上経営破綻した大和生命(本社・東京都千代田区)について議論した。金融庁から同社の経営内容は破綻の経緯について説明を受けた後、議員からは、支払余力が急激に低下する見込みとなった状態やその時の金融検査による対応などを確認する質問が出された。また、合同会議では、さきのG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)を受けて中川昭一財務・金融担当大臣がこの日発表した談話内容を確認。金融機能強化法の復活などの具体策について意見を交換した。