活動報告

2008-10-29
平成20年版自殺対策白書を了承 内閣部会

 内閣部会は29日、平成20年版自殺対策白書を了承した。同白書によると、昨年1年間の自殺者数は過去2番目に多い3万3,093人と、10年連続で3万人を超えた。自殺者の7割が男性で、原因・動機は「健康問題」が6割を占めている。次いで「経済・生活問題」、「家庭問題」の順となっている。会議では内閣府から、うつ病以外の精神疾患などによるハイリスク対策やインターネット上の自殺関連情報対策の推進などを柱とした、「自殺対策加速化プラン(仮称)」の策定について報告があった。出席した議員からは、自殺を誘引するインターネット上の有害情報の規制、削除を求める意見などが相次いだ。