党大会に代わる両院議員総会が22日、党本部で行われ、麻生太郎幹事長が第23代総裁に選出された。投票は党所属国会議員386人、都道府県連代表141人の合計527人によって行われ、麻生候補が有効投票数の6割以上の票を獲得し当選した。開票結果は麻生候補351票、与謝野馨候補66票、小池百合子候補46票、石原伸晃候補37票、石破茂候補25票。臼井日出男総裁選挙管理委員長が麻生候補の当選を高らかに報告すると、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、一斉にカメラのフラッシュがたかれた。麻生新総裁は福岡8区選出で当選9回。これまでに3度総裁選に立候補している。壇上に立った麻生新総裁は「(総裁に選出されたのは)天命だと思っている。政権政党として(次期総選挙で)民主党に勝つことで天命を果たすことができる。選挙に勝ってこの国を再生・改革し、更なる第一歩を進めていきたい」とあいさつ。次期総選挙の勝利に向け、全力で取り組んでいく決意を示した。その後、12日間におよぶ政策論争を繰り広げた4候補と固い握手を交わし、お互いの健闘を讃えあった。最後に尾辻秀久参院会長の発声で万歳を三唱し、全党一丸となってこの難局を乗り切ることを誓いあった。
活動報告

2008-09-22
第23代総裁に麻生太郎幹事長を選出 両院議員総会