中小企業調査会が19日開かれ、原油価格高騰などの影響を受けた中小企業の最近の状況について、経済産業省などから説明を受けた。中小企業の景況が9期連続で悪化していることや、一時は減少傾向にあった中小企業の倒産件数が3カ月連続で増加し、規模の大きな倒産も目立ち始めていることの報告があった。出席議員からは金融の円滑化など中小企業支援策の拡充を求める意見などが出された。金子一義中小企業調査会長は政府が今月中の取りまとめを目指している総合的な景気対策について「お盆も地元で景気の悪化をひしひしと感じた。政府は夏休みを返上して積極的に対応しているが、現状を踏まえ、わが党の意見も対策に反映させていきたい」との意向を述べた。
活動報告

2008-08-19
中小企業の状況について説明受ける 中小企業調査会