農業基本政策小委員会は3日、コメの生産調整などの実施状況について議論した。農林水産省によると、今年度米は2.9万ヘクタール程度の過剰作付が見込まれており、谷津義男総合農政調査会長代行は「われわれがこれだけ議論し、よかれと思ってやったことが、農家の人たちに正しく伝わっていない。説明をしなければわからない制度ではなくて、農家の人たちの胸の中にきちんと落ちこむような政策に見直していかなければならない」との決意を述べた。同委員会は今後、7~8月中に集中的に会議を開き、概算要求に向けたコメ政策の方向性について議論をすすめていく方針。
活動報告

2008-07-03
コメ政策の実施状況について議論 農業基本政策小委員会