離島航路問題プロジェクトチームは15日、原油高騰の影響によって厳しい経営状況にある離島航路の維持について議論した。離島航路は「離島住民の足」として、離島における生活や産業を支えているが、本土を上回る高齢化の進行や過疎化による輸送量の減少に加え、長引く原油価格の高騰が経営悪化を深刻化させている。出席した議員からは「離島航路は道路のような役割を果たしているのだから、必要な道路整備と同じように取り組むべき」「離島住民に過重な負担がかかっており、国の積極的な支援が必要」などの意見が出された。宮路和明委員長はあいさつで、「抜本的に離島航路問題を見直し、打つべき手を考えていかないと、将来、離島航路は全滅しかねない。これから始まる予算編成に、わが党の思いをぶつけていきたい」との決意を述べた。
活動報告

2008-07-15
離島航路の維持について議論 離島航路問題プロジェクトチーム