活動報告

2008-07-16
政府の防衛省改革会議報告書について説明を受ける 国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会合同会議

 国防部会、安全保障調査会、基地対策特別委員会は16日、合同で会議を開き、政府の防衛省改革会議が取りまとめた報告書について説明を受けた。同報告書は、米軍艦船に提供した給油量の取り違え、イージス艦情報の流出、前事務次官の背信行為、イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故など一連の不祥事を受け、再発防止に向け取りまとめたもの。規則遵守の徹底やプロフェッショナリズムの確立などを明記し、防衛調達の透明化を図るため、会議録の作成・公開を求めている。組織改革については、防衛参事官制度を廃止し、政治任用の防衛大臣補佐官を設置することを盛り込んだ。さらに、防衛政策局や統合幕僚監部の機能強化として、内局(背広組)や自衛官(制服組)を相互に登用することも打ち出した。会議では議員から「できるものは早く国民の前に示してほしい」「根底にあるのは意識改革だ」などの意見が出された。