特命委員会・水の安全保障研究会は5日、北海道洞爺湖サミットに向け、緊急提言「21世紀の地球の水危機に向けた日本の平和協力」を取りまとめ、取り扱いを中川昭一会長に一任した。提言では、産学官が連携し膜技術による水高度処理や汚泥リサイクル技術など、わが国が持つ高水準な技術や知識を発信することを求めた。また、循環型水資源社会に向けた国際貢献として、途上国へのODA資金援助や水分野の人材育成などを盛り込んだ。中川会長は「水危機の問題は、オール・ジャパンで取り組んでいく必要がある」と述べ、福田総理に提言する考えを示した。
活動報告

2008-06-05
洞爺湖サミットに向け緊急提言取りまとめ 特命委員会・水の安全保障研究会