環境部会、環境調査会、地球環境委員会は10日、合同で会議を開き、9日に福田康夫総理が発表したわが国の地球温暖化対策「福田ビジョン」について環境省から説明を受けた。「『低炭素社会・日本』をめざして」と題した同ビジョンは2050年までに温暖化ガスを現状比で60から80%削減すると表明。温室効果ガスの排出量取引は、本格導入を視野に今秋からの試行をうたっている。出席した議員からは「総理の環境問題やサミットにかける思いが感じられた」、「排出量取引の開始について、具体的に示していることは大きな意味がある」などの意見が出された。川口順子環境調査会長は「骨太の方針をはじめ、予算編成や税制にわが党の議論を反映させていきたい」と述べ、温暖化対策の強化に向け、全力を挙げる考えを示した。
活動報告

2008-06-10
「福田ビジョン」について説明受ける 環境部会・環境調査会・地球環境委員会合同会議