活動報告

2008-05-13
鳥インフルエンザへの対応について関係省庁から報告を受ける 鳥インフルエンザ対策本部

 北海道のサロマ湖畔などで白鳥の死骸から強毒性のH5N1亜型の鳥インフルエンザが検出された問題で、鳥インフルエンザ対策本部は13日、関係省庁から対応状況などについて報告を受けた。環境省は都道府県などに野鳥に異常がないか監視を強化するよう指示したことや、検出されたウィルスの遺伝子解析を行っていることを説明した。また、韓国やロシアなど周辺国との連携を強化して対策強化に努めたいとの方針を示した。農林水産省は養鶏場に消石灰などの消毒剤を散布するよう都道府県に求めたことや、北海道と秋田県など十和田湖周辺の県で実施した養鶏場への立ち入り指導で異常がなかったことを報告した。出席した議員からは「韓国の鳥インフルエンザは全土で見つかっている。韓国からいつ日本に来るかわからない。今回のものとの因果関係を調べるべきだ」などの意見が出された。