振り込め詐欺撲滅ワーキングチームは20日、全国銀行協会に「口座監視システム」の導入を加盟120行に働きかけるよう申し入れた。同システムは、口座の出入金を24時間監視し、15分おきに行う内容確認で異常が判明した場合、口座を凍結するもの。振り込め詐欺などの犯罪に未然防止効果があるとして、一部の銀行ですでに運用されている。同ワーキングチームの菅原一秀座長は「口座を凍結すれば、犯行の未然防止につながり、金融機関の信頼にもつながる。真剣な取り組みをお願いしたい」と要請。全銀協側も「振り込め詐欺撲滅に向け、前向きに検討したい」と応じた。
活動報告

2008-05-20
「口座監視システム」導入推進に向け申し入れ 振り込め詐欺撲滅ワーキングチーム