特別支援教育小委員会は28日、特別支援教育の一層を求める提言を了承した。特別支援教育は昨年施行の改正教育基本法で明確化されたもので、障害のある幼児、児童、生徒に適切な指導と必要な支援を行う。提言は通級指導教員や特別支援教育コーディネーターの定数拡充、研修の充実などを求めている。また、今年度予算で小中学校に対して地方財政措置がとられた特別支援教育支援員を幼稚園と高校にも広げるよう求めている。同委員会は文部科学部会と文教制度調査会に報告したうえで文部科学、総務、厚生労働の各大臣に申し入れる方針。
活動報告

2008-05-28
特別支援教育の一層の充実を求める提言を了承 特別支援教育小委員会