救急医療と搬送に関するプロジェクトチームは30日、救急医療の再構築を目指し、「救急医療と搬送に関する課題と対策について」と題する提言をとりまとめた。提言は (1)急性期を脱した患者を「後方病床」で受け入れる体制づくりの検討 (2)ITネットワークを通じ遠隔地の専門医とやり取りし、医師が診断や治療を迅速に実施できる体制作りの推進 (3)「救急医療基本法(仮称)」の制定—などを盛り込んでいる。鈴木俊一社会保障制度調査会長は、会議の最後に「提言をまとめて終わりではない。各方面に働きかけていく」と述べ、提言実現に向け、全力をあげる考えを示した。
活動報告

2008-05-30
救急医療と搬送に関する提言をとりまとめる 救急医療と搬送に関するPT