活動報告

2008-05-30
食料戦略本部が初会合

 福田康夫総裁(総理)の指示で今月、党内に設置された食料戦略本部が30日、初会合を開いた。国内の食料供給体制の整備や海外からの食料の安定的確保など、わが国の食料戦略を再構築することが目的。今後、有識者へのヒアリングとそれを踏まえた議論を重ね、3~4ヵ月後にとりまとめを行う方針。政府内にも同じ目的の組織が置かれる見通しで、今後、連携して議論を行っていく。谷垣禎一政務調査会長は「農林水産分野だけでなく、幅広い観点から問題点を整理し、進めていかなければならない」と述べた。また、本部長に就任した加藤紘一衆院議員は「どの食料を優先して確保していくべきなのか、自給すべきなのかについて深い議論が必要」との認識を示したうえで、「外交戦略として食べ物の観点から外交を考える必要がある。これまでにない視点から積極的に議論していきたい」と語り、党をあげて取り組む姿勢を強調した。