救急医療と搬送に関するプロジェクトチームは8日、日本医師会の石井正三常任理事から救急医療と搬送についてヒアリングを行った。石井氏は「救命措置を終えた患者を受け入れるための、後方医療機関を整備しないと、救急病院が次の患者を受け入れられない」「医師の交代勤務制の導入がまだまだ進んでいない」などの問題点を指摘した。また、「特定の施設で一旦すべての患者を受け入れ、患者の状況に応じて適切な医療を提供していくER(救急救命室)のようなシステムの導入を検討すべきだ」などと提案した。出席した議員からは「自分の病院のベットがいくつ空いているか、1時間か30分ごとにしっかり情報をあげることが重要」「診療報酬で救急医療体制を守っていくのはもう無理。しっかり国が国民の安全安心を守るという観点から予算を別建てで立てるべきだ」などの意見が出された。
活動報告

2008-04-08
救急医療と搬送について日本医師会からヒアリング 救急医療と搬送に関するプロジェクトチーム