活動報告

2008-04-11
間伐材の紙製品への利用促進について議論 木材等需要拡大プロジェクトチーム

 木材等需要拡大プロジェクトチームは11日、間伐材の紙製品への利用促進について議論した。会議ではまず、林野庁が紙・パルプ用の輸入チップが国産チップを供給量、価格ともに上回っているなどの現状を報告。また、3月に行った関係企業などとの意見交換で、間伐材の利用促進には生産や搬出、運搬コストの低減と安定供給が重要との意見が出たことが報告された。議員からは「山元が一定量の間伐材を供給できるように補助金などの制度を考える必要がある」「製紙会社が輸入材を使う理由を掘り下げて聞くべき」などの意見が出された。同プロジェクトチームは一戸建住宅やマンションへの地域材の利用促進策など国内産木材の需要拡大策を議論しており、5月中旬頃に中間報告をまとめることにしている。