水産基本政策小委員会は23日、来年度の水産政策の重要課題について、これまでの議論を踏まえて論点を整理し、議論した。会議では燃油高騰下でも持続できる力強い漁業・水産加工業の確立を目指すため、 (1)資源・環境対策 (2)省エネと構造改革 (3)加工・流通・消費施策—など6つの論点が示された。このなかには、収入変動などによる経営への影響を緩和する新たな経営安定化対策の推進の必要性を指摘している。出席した議員からは「他業種からの新規就業者や新規参入企業を増やす対策を重点項目とすべき」などの意見が出された。同委員会は5月中旬にも最終的な取りまとめを行いたい考え。
活動報告

2008-04-23
来年度水産政策の重要課題を論点整理 水産基本政策小委員会