活動報告

2008-04-25
救急医療の現状についてヒアリング 救急医療と搬送に関するプロジェクトチーム

 救急医療と搬送に関するプロジェクトチームは25日、救急医療の現状と問題点について、日本救急医療財団理事長で杏林大学教授の島崎修次氏からヒアリングを行った。島崎氏は、救急医療機関が患者を受け入れることができないケースについて、受け入れ能力を超える救急需要があると指摘。「救急搬送の問題というより、医療機関側の問題」との見解を示した。さらに、病院の不採算と救急医の絶対数が不足している現状を示したうえで、「今のままだと、必ず救急医療は崩壊する」と強調。救急医療だけを目的とした1兆円規模の予算を確保することを提案した。