活動報告

2008-03-11
救急医療と搬送に関するプロジェクトチームが初会合

 社会保障制度調査会の救急医療と搬送に関するプロジェクトチームは11日、いわゆる患者のたらい回しと言われる事態を防ぐための議論をスタートさせた。同PTは、救急患者が病院に運ばれたものの、受け入れを断られて死亡したり、妊婦が死産するなどの事態が各地で発生したことを重視し、3日に発足した。会議の冒頭であいさつした鈴木俊一調査会長は「大きな社会問題になっている。国民も不安な気持ちをもっている」と述べ、問題点を整理しながら国民の安心を取り戻すとの強い決意を表明した。出席した議員からは「救急病院に受け入れられなくて死んでしまうようなことはあってはならない」などの意見が出された。わが党は先月、大阪に調査団を派遣して救急医療と搬送の実態を調査しており、同PTは調査結果なども踏まえながら、議論を進めていく予定。