野菜・果樹・畑作物等対策小委員会は13日、生産量と消費量が減少傾向にある野菜をめぐる状況について議論した。保利耕輔総合農政調査会長は「野菜は産出額ベースではコメをも超えるわが国農業における重要な分野。生産体制の強化に向け、議論をしていきたい」との意気込みを述べた。議員からは「生産面の強化だけではなく、小売店などの優位性を打ち出せるよう、流通面についても議論を」「加工野菜の輸入量が増加傾向にあるなか、生産現場で廃棄される野菜の有効利用についても考えていくべき」などの意見が出された。会議では次回、大豆やてん菜、さとうきびなど畑作物をテーマに議論することを確認した。
活動報告

2008-03-13
野菜をめぐる状況について議論 野菜・果樹・畑作物等対策小委員会