内閣部会、法務部会、司法制度調査会、経済活動を支える民事・刑事の基本法制に関する小委員会は19日、合同で会議を開き、取り調べに関する中間提言を了承した。これは、鹿児島県議選に絡み志布志市の住民らが公選法違反に問われ、無罪判決となった、いわゆる志布志事件を受け、司法制度調査会のもとに設置されている「新時代の捜査のあり方プロジェクトチーム」が昨年11月から検討を重ねていたもの。この事件では警察による自白の強要などが問題となっており、提言は警察が被疑者を取り調べる際の録音・録画を試行することを求めている。国民の捜査への信頼を回復し、適正な捜査手続きを確保していく。
活動報告

2008-03-19
取り調べに関する中間提言を了承 内閣部会・法務部会・司法制度調査会・経済活動を支える民事刑事の基本法制に関する小委員会合同会議