活動報告

2008-02-06
平成20年度畜産・酪農政策価格決定に向け議論スタート 畜産・酪農対策小委員会

 畜産・酪農対策小委員会は6日、今月21日の政府による平成20年度畜産・酪農政策価格と関連対策の決定に向けて議論をスタートさせた。会議では、まず野村哲郎委員長代理から同委員会が先月から実施している現場視察の結果について報告された。野村委員長代理は配合飼料価格の高騰によって、畜産・酪農農家の経営が圧迫されている実態を報告。実態に則した対策を早急に打ち出すべきだとの認識を示した。出席した議員からは経営安定対策の強化や配合飼料価格安定制度の拡充などを求める意見が相次いだ。同委員会は今月8日に栃木県、10日に北海道の生産現場を視察する予定で、近藤基彦農林部会長は「生産者の皆さんの生の声を政策に反映していく」と意気込みを述べた。