中国製冷凍ギョ—ザによる食中毒事件への対応を検討している、輸入食品の安全性に関する緊急対策本部は8日、帰国した政府の現地派遣調査団から報告を受けた。調査団は4日から7日まで中国・河北省を訪れ、現地当局との情報交換や製造元の工場視察などを行った。原嶋耐治団長は製造元の工場について「視察の範囲内では特に衛生管理に問題はなかった」と指摘。中国側に製造工程に関する資料の提供を要求したことなどを報告した。また、「予断を持たず、あらゆる可能性を念頭において調査を継続する必要がある」と述べ、今後、中国側に提供を要求した資料を詳細に分析するなどして、引き続き原因解明に努める姿勢を示した。出席した議員からは中国側にさらに協力を求めるべきだとの意見が相次いだ。
活動報告

2008-02-08
政府の現地派遣調査団から報告を受ける 輸入食品の安全性に関する緊急対策本部