伊吹文明幹事長と谷垣禎一政務調査会長は25日、原油高の影響を受ける中小企業の実情を把握するため、都内のクリーニング店と運送業者を視察した。2人はまず、港区内のクリーニング店を訪問。伊吹幹事長は作業風景を見学しながら、「衛生や安全は手間がかかるものですね」と従業員に声をかけた。続いて訪れた杉並区内の運送業者では従業員と懇談。伊吹幹事長は物流を支える運送業は日本経済全体にとって重要との認識を述べた。また、この日はそれぞれの業界団体との意見交換も行った。出席者たちは原油価格の高騰などの影響で、厳しい経営環境に置かれている実情を強く訴えた。これに対し、伊吹幹事長は中小企業対策を盛り込んだ来年度予算と税制改正法案の年度内成立が「当面の最大の対策」との考えを示したうえで、追加的な支援策についても議論していく考えを示した。また、谷垣政調会長は中小企業調査会で取りまとめた支援策を紹介し、「これに魂を込めるのが今後の課題」と述べた。この日はわが党の所属国会議員5名も同行した。
活動報告

2008-02-25
伊吹幹事長と谷垣政調会長が原油高の影響を受ける中小企業を視察