活動報告

2008-02-26
ペットフードの安全確保規制法案を了承 環境部会・動物愛護に関する小委員会合同会議

 環境部会と動物愛護に関する小委員会は26日、合同で会議を開き、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案」を了承した。これは、有毒物質を含んだ飼料の自主回収が相次いでいるのを受けたもので、ペットフードの安全性を規制する法律を定めるのは初めて。同法案では、製造業者と輸入業者に届け出義務および帳簿の記載義務を課すとともに、国がペットフードの基準・成分の規格を設定。有害な物質を含むペットフードを製造禁止とし、廃棄命令を出すことができる。違反した場合、懲役1年または100万円以下(法人の場合は最高1億円)の罰金が課されることになる。また、対象は政令で定めることとし、当面、ペットフードの9割を占める犬・猫用の飼料に限定する方針。