活動報告

2008-02-28
離島におけるガソリン価格の安定に向けた議論スタート 離島燃油価格対策プロジェクトチーム

 離島振興委員会の下に設置された離島燃油価格対策プロジェクトチームは28日、初会合を開き、離島におけるガソリン価格の安定に向けた議論をスタートさせた。離島のガソリン価格は海上輸送費が上乗せされるため、200円を超える市町村もあるなど、住民生活の大きな負担になっている。宮路和明委員長は「原油価格の高騰は、わが国の経済に多大な影響を及ぼしているが、とりわけ離島にとっては深刻な問題」とあいさつ。問題点を整理しながら、積極的に議論していく考えを示した。また、同プロジェクトチームの宮腰光寛座長は、「ガソリン価格は離島と本土との格差が極めて大きい。原因を踏まえて抜本的な対策を検討していきたい」と意気込みを述べた。出席した議員からは「離島で生活するための最低限の必要条件は整えるべき」「国防や経済水域の面で離島は大きな役割を果たしているのだから、その見返りが必要」などの意見が出された。