活動報告

2009-12-10
畜産・酪農関係団体からヒアリング 畜産・酪農対策小委員会

 畜産・酪農対策小委員会は10日に会議を開き、畜産・酪農の現状や課題について、関係団体から意見や要望を聞いた。畜産・酪農業界は販売低迷と飼料価格の高止まりなどの影響で生産者の経営はさらに悪化している。関係団体からは、今年度で終了となる肉用牛肥育経営安定対策事業(マルキン事業)や肉豚価格差補てん緊急支援対策事業などの経営安定対策の継続と拡充を求める意見が相次いだ。江藤拓委員長は「地元では経営難で命を絶たれた農家の方もいる。対策を急がなければならない。現政府は畜産・酪農に対して全くの無策」と指摘したうえで、農林部会と連携して早急に議論をまとめ、来週を目途に政府に申し入れを行う方針を示した。