活動報告

2009-11-09
たばこを取り巻く状況について議論 たばこ特別委員会

 連立与党がたばこ増税の議論で揺れている中、たばこ特別委員会は9日、日本たばこ産業、全国たばこ耕作組合中央会、全国たばこ販売協同組合連合会から、たばこを取り巻く状況について意見を聞き、議論した。会議では、「取りやすいところから取るという安易で不公平な議論だ」「増税は、たばこ産業全体に死ねと言っているようなもの」「消費削減を意図した懲罰的な増税は容認できない」「常識外の価格値上げは庶民の憩いを奪うことになる」など、増税への反対意見が相次いだ。村田吉隆委員長は「増税には反対していく。様々な観点から増税についての疑問を国会論戦でぶつけていきたい」と述べた。日本たばこ産業によれば、平成10年をピークにたばこの総需要は減少しており、増税しても税収は頭打ちの状況。喫煙者率も24.9%(平成21年)まで減少している。