活動報告

2009-11-17
「大失態だ」中谷元筆頭理事が米軍普天間飛行場移設問題で鳩山政権を追及 衆院安全保障委員会

 米軍の普天間飛行場移設問題について、17日開かれた衆院安全保障委員会でわが党の中谷元筆頭理事は岡田克也外務大臣らの考えを厳しく追及した。中谷議員は、オバマ米国大統領が13日の記者会見で「2国間合意の実施に焦点をあてるハイレベルのワーキンググループを設置した」と述べたのに対し、翌14日に鳩山由紀夫総理が「日米合意が前提なら作業部会を作る意味がない」と発言し、両首脳の見解に相違が生じていることについて、「食い違いが表面化するのは大変な大失態だ」と指摘した。岡田外務大臣は「『前提』という定義を明確にしないまま議論されており、混乱を招いている。(日米合意を)変える、変えないの前段階で検証しようということ」と説明するに留まった。鳩山総理の発言を巡っては、長島昭久防衛政務官が15日のテレビ番組で「正直びっくりした」と述べるなど政権内にも動揺が走っている。